2009年06月27日

遺跡

沖縄県与那国島の「海底遺跡」調査をしている木村政昭・琉球大名誉教授(海洋地質学)の調査チームは27日までに、沖縄本島中部沖の海底でも、壁などの人工的な構造物とみられるものを発見した。学会誌で既に発表しており、何らかの原因で水没した古代の「城郭」の可能性もあるとみて調べている。
 調査チームはダイバーらの情報を基に、沖縄県北谷町の沖合約300メートル付近を探査。水深約20メートルの海底を水中ロボットなどで調べたところ、数段になっている階段ピラミッド状の岩(幅約60メートル、高さ約15メートル)や、カメの形をした巨石があり、巨石の下には石棺のように内部が空洞の石が見つかった。
 階段ピラミッド状の岩の成分となっているサンゴ石灰岩は約2400年前、「石棺」の内部に敷いてあったサンゴ片は約1800年前のものと推定されるという。
 付近には高さ約10メートルの壁のような岩が見つかっており、調査チームは祭殿や王墓と、それを囲む城郭ではないかとみて調査を進めている。
 2〜3世紀の日本列島には、立派な城柵などを持った邪馬台国があり、その所在地は北部九州とも畿内大和ともいわれる。海を隔てやや離れるものの、木村名誉教授は「当時の沖縄に城郭があってもおかしくはない。今後も海底遺跡の調査を進めたい」と話している。


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Posted by komforta at 17:36│Comments(0)
 
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